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2007年12月31日(月)15:02あけましておめでとうございます あけましておめでとうございます 明るくて平和でありますように 2008年 元旦
パパ、お月さまとって!
2歳児クラスの子どもたちには、年間カリキュラムに従って、順次、絵本の 読み聞かせを行っています。アメリカのエリック=カール作『パパ、お月さま とって!』という絵本もそのひとつです。10月に担任の先生が、2週間つづ けて読み聞かせをしました。 絵本の内容は、作者エリック=カールの娘に、お月さまをとってとせがまれ、 どうしたものかと考えた末、高い山の頂から、長いはしごをかけて、そのお月 さまを娘にとってあげるというストーリーを絵本にしたものです。 保育士が何回か読み聞かせをしている時、 Nちゃん(3歳6ヶ月)「Nちゃんのパパ、お月さまとってくれたよ。」先生 はびっくりして「えー、本当?どこにあると?」と聞けば、「お家にあるとよ。」 先生「見せて!」と、おねだりをすると、「もうないよ。」先生「どうして?」 Nちゃん「◯◯くん(弟1歳10ヶ月)が、どっかにやったとよ。」すると、 いっしょにいた別のHくん(3歳3ヶ月)が、悲しそうに、「Hくんのお父さ んは、お月さまとってくれんかった。」先生は「そう、じゃ、今度とってもらっ てね。」「うん、今度言ってみるわ。」と覚悟を新たにしたようでした。 まぁ、何と夢のある、そして子どもはとんでもない事を空想するものですね。
もう一つ、お母さんの書いたおたより帳から……港祭りに行きました。いい お天気で、日焼けしてしまいました。帰り、金魚すくいをしました。今日から 家族の仲間入りです。「名前つけようか?」と、娘(3歳3ヶ月)にいうと、「サ ・ カ・ナ」にすると言った後、「ねー、どこにつけると名前。」ですってー。 子どもたちは、大人にとって意外な「ことば」を発します。そのような時に は周囲の大人たちが素直に驚いたり共感したりして受けとめることです。表現 や、思考の誤りではありません。発達の過程においてとても重要な現象です。 いっしょに喜び、悲しんであげることにより、順調な心の発達を見ることがで きます。そして子育ても楽しくなります。さぁ、子どもたちは、今日はどんな 幸せのタネを周囲の大人たちにまいてくれることでしょう。 (報告 猪俣)
2007年12月01日(土)11:12観劇再開 角笛シルエット劇場 1997年(平成9年)春のこと。宮崎市民会館(現在の宮崎市民プラザ) が取り壊されはじめました。その事を知った兄(小学1年)の◯くんが、妹の ◯◯ちゃん(1歳半)にこう言いました。 「市民会館がこわれるぞ、どうする?◯◯は…、かげ絵が見れんようになる よ。きれいだったぞ。つるのおんがえしは…。」と、話し聞かせていました、と 母親が私に伝えてくれました。 1996年までは当保育所から、3歳になった子どもさんを、角笛シルエッ ト劇場に引率して観劇しておりました。しかし、その市民会館がとりこわされ て、場所が花山手にある宮崎市民文化ホールに移動したゝめ、遠くなって子ど もたちに負担がかゝると考えて、止むなく中止せざるを得ませんでした。 ところが、今年は場所が比較的近くの、宮崎県立芸術劇場であるということ を知り、ジャンボタクシーを利用することにしました。 ステージいっぱいの大きな画面にくり広がるかげ絵の美しさに、思わず魅了 されます。美しいものを美しいと感じ、きれいなものを素直にきれいと感動す る心は深く残るものですね。 当所では年間カリキュラムのもとで、OHPによるかげ絵ごっこをしておりま す。3月のお別れ会では、自らの影を映して劇ごっこをしますよ。 (文責 猪俣)
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