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2008年11月11日(火)12:27
小夏日和

 10月下旬から11月初めにかけての第一土曜日と、日曜日には、例年宮崎
神宮大祭が行われる。その頃になると急に冷え込んだり、冷たい雨が降ったり
して秋も深まる。するとさざんかの花が一斉に開く。季節は移ろいやすく、又
急に春のようにぽかぽかした陽気な日が訪れる。小春日和である。
 その束の間の天気を見計らって、子どもたちの膝から下の「どろんこ遊び」
をするのが当所の恒例になっている。膝から下と限定するのは、全身どろまみ
れになるには、気温が低いので、二歳児の子どもにとっての配慮である。
 今年はそのチャンスが7日金曜日の午前中。さぁとばかりに、先生たちはど
ろんこ場の土を柔らかくし、子どもたちはせっせと大小の器で水を運ぶ。適当
に土と水が混ざり合うと、一斉にどろんこ遊びが始まる。
 今年の5月末に1度体験した感覚をよびもどして、「キャー、キャー」声を
あげている。手はまっ黒の手ぶくろに足もまっ黒の雨靴。おばけだぁ〜。一歳
児の子どもたちは周りで砂遊び、ままごと、滑り台等をしている。興味のある
子は近寄って泥の中に入りこみ、泥に埋まった足が抜けなくて苦心している。
3、4人の元気な子は、座りこんで、腰から下を泥に浸して、「あったかい気
持ちいいね」とお互いに顔を見合わせて楽しんでいる。
 泥の中に腰から下をどっぽりつけて、身体ごとで「土の温かさ」を感じると
いうこの感性!何とすばらしいことだろう、と思う。
 この日は春の陽気さどころか、宮崎の気温は27℃、沖縄は30℃あったら
しい。道理でじっとしていても汗ばむ熱さであった。
 小春日和どころか、小夏日和であった。
 遊びに満足した一人の女の子(3歳1ヶ月)が、私に近寄って来て「どろん
こ、プルン、プルンした」と知らせる。「そう、良かったね。もう終わったの
ね。どろんこにさようならした?」と聞けば、どろんこ場の方に向かって背を
のばし、「どろんこ、バイ、バイ」と手を振った。
                             (猪俣 記)


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