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2013年05月08日(水)13:00
駐車場はキャンバス

grp0710140250.JPG 3248×2160 2780K

 当所のすぐ近くに、新しく保護者送迎用の駐車場ができました。約34坪程。舗装された表面が滑らかで、子どもたちがチョークで絵を描くのに格好のキャンバスです。
 2歳児の子どもたち11名に1月から3月にかけて時折、思い思いに絵描きを試みました。
 使うのは白いチョーク。まず、私がチョークで丸を描いて見せると興味津々で見ていました。初めて見るチョークは子どもたちにとってとても珍しいものだったことでしょう。一人ひとりにチョークを渡すと早速、地面にあて始め、上手く描ける子どももいれば、握り方がわからず薄くしか付かない子どももいました。チョークを握る手を握って一緒に描いてあげるとすぐに一人で強く描けるようになり、私の真似をして丸を沢山描いていました。そしてコツをつかんだ子どもたちはそれぞれ自由に描いていました。履いている自分の靴の周りをなぞって足を描いたり、カレーパンマンやアンパンマンを描いたりしていました。アンパンマンの輪郭を描く際は線の始めと終わりをしっかりと閉じて丸を描いていました。また、駐車場ですからIN、OUTと白い太線で描いてあり、その字を見つけた子どもは順に一文字ずつ周りを塗っていました。私が近くで見ていても話す事も無く夢中で塗り続け最後の文字を塗り終えて、私を見上げた顔は満足感に満ち溢れた笑顔でした。
 しかし、しばらくすると子どもたちの興味は隣家の草や花、道路を通る車など駐車場の外に向くようになりました。予想通りです。みんなで駐車場に来たのは初めてなので周りに気が惹かれるのは当然でしょう。どうしたら再び絵描きに気持ちを戻せるか考えた結果、駐車場いっぱいに長い線を描いてみました。その線に気付いた子どもは線の上を歩いたり、後ろから真似して線を引いてついてきたりしてくれました。見事子どもたちの気持ちは戻ってきて最終的にはその線は大きな丸となり線路となると、まるで電車にでもなりきったかのように楽しそうに線の上を歩いたり、新たに線路を描いたりよく遊びこんでいました。
 保護者の方に連絡帳を通して絵描きをした事をお伝えすると、「落書きをされたのかと思いました」「帰りに(子どもが)これ描いたよーと教えてくれました」「沢山描いたんですねー。楽しそうです」等の声を頂きました。ありがとうございました。
 普段の室内で画用紙にする絵描きとは違って、のびのびと解放感溢れる広い空間で絵描きができたと思います。体ごとで自発的に生き生きと描いて楽しそうでした。日頃の欲求も少しばかりは満たされたでしょう。そんな自由に絵を描く子どもたちの姿は私たちにとって、とても気持ちの良いものでした。
                                               保育士 大下祐香

2013年05月08日(水)13:34
駐車場はキャンバス

P1140862.JPG 3248×2160 2780K

 当所のすぐ近くに、新しく保護者送迎用の駐車場ができました。約34坪程。舗装された表面が滑らかで、子どもたちがチョークで絵を描くのに格好のキャンバスです。
 2歳児の子どもたち11名に1月から3月にかけて時折、思い思いに絵描きを試みました。
 使うのは白いチョーク。まず、私がチョークで丸を描いて見せると興味津々で見ていました。初めて見るチョークは子どもたちにとってとても珍しいものだったことでしょう。一人ひとりにチョークを渡すと早速、地面にあて始め、上手く描ける子どももいれば、握り方がわからず薄くしか付かない子どももいました。チョークを握る手を握って一緒に描いてあげるとすぐに一人で強く描けるようになり、私の真似をして丸を沢山描いていました。そしてコツをつかんだ子どもたちはそれぞれ自由に描いていました。履いている自分の靴の周りをなぞって足を描いたり、カレーパンマンやアンパンマンを描いたりしていました。アンパンマンの輪郭を描く際は線の始めと終わりをしっかりと閉じて丸を描いていました。また、駐車場ですからIN、OUTと白い太線で描いてあり、その字を見つけた子どもは順に一文字ずつ周りを塗っていました。私が近くで見ていても話す事も無く夢中で塗り続け最後の文字を塗り終えて、私を見上げた顔は満足感に満ち溢れた笑顔でした。
 しかし、しばらくすると子どもたちの興味は隣家の草や花、道路を通る車など駐車場の外に向くようになりました。予想通りです。みんなで駐車場に来たのは初めてなので周りに気が惹かれるのは当然でしょう。どうしたら再び絵描きに気持ちを戻せるか考えた結果、駐車場いっぱいに長い線を描いてみました。その線に気付いた子どもは線の上を歩いたり、後ろから真似して線を引いてついてきたりしてくれました。見事子どもたちの気持ちは戻ってきて最終的にはその線は大きな丸となり線路となると、まるで電車にでもなりきったかのように楽しそうに線の上を歩いたり、新たに線路を描いたりよく遊びこんでいました。
 保護者の方に連絡帳を通して絵描きをした事をお伝えすると、「落書きをされたのかと思いました」「帰りに(子どもが)これ描いたよーと教えてくれました」「沢山描いたんですねー。楽しそうです」等の声を頂きました。ありがとうございました。
 普段の室内で画用紙にする絵描きとは違って、のびのびと解放感溢れる広い空間で絵描きができたと思います。体ごとで自発的に生き生きと描いて楽しそうでした。日頃の欲求も少しばかりは満たされたでしょう。そんな自由に絵を描く子どもたちの姿は私たちにとって、とても気持ちの良いものでした。
                                               保育士 大下祐香

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