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2009年03月05日(木)10:54手のひらの中でお花見 いち早く私の手のひらの中で桜の花が咲いた。淡紅色の八重咲き。もう8分 程咲いている。とある方より「一才桜:旭山」という名の鉢植えの桜を頂いた のである。花木は丁度、手のひらサイズ。 一才と云うからには、年齢の一歳、小さいという意味であろうか。そうする と来年は二才、再来年は三才…と思いをめぐらせると楽しくなる。地植えすれ ば2m位はなる、との説明書きがある。 頂いた時は、大きい桜の樹木そのままを、コンパクトにしたもので、その枝 には緑色をした固いつぼみが、チョンチョンとついており、日ごとに膨らんで きて、パッと割れたかと思うと、まっ赤な花が少しのぞき、もしや赤い色の桜 かな、と一瞬思った。その花のつぼみも段々と膨らむにつれ、今では淡い紅色 に変化していった。桜の木まるごとを手のひらの中で、鑑賞している次第であ る。加えて、生産者の独自の生育方法に感心するばかりです。今、私の手のひ らの中では桜の花が、春爛漫である。 (2009.3.3 猪俣 記)
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